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日本は「もう終わった国」なのか…

2022年08月09日

H&M、GAPなどが“閉店続々&撤退ラッシュ”で、外資系アパレルチェーンに「日本が見限られた」!
外資アパレルチェーンの中でもしっかり日本に定着したと思われていた「H&M」や「GAP」の閉店が相次ぎ、「ZARA」を主力とするインディテックスも若向けの「Bershka」やフェミニンな「Stradivarius」の全店を閉め、「ZARAHOME」や「ZARA」さえ次々と閉めている。

振り返ってみれば外資アパレルチェーンが続々と進出したのは13年までで、以降は進出が途絶え、15年以降は撤退ばかりでコロナ禍以降は閉店が急増し、21年の国内合計売上はピークの15年から半減してしまった。

外資アパレルチェーンはこのまま撤退が加速して日本から消えてしまうのだろうか。あながち杞憂とは言えないと流通ストラテジストの小島健輔氏が解説する。  


Posted by karasulaser at 17:19Comments(0)

ペロシ氏、台湾を見捨てないと明白にするため訪問-蔡総統と会談

2022年08月03日

ブルームバーグ): 台湾訪問中のペロシ米下院議長は3日、台北で蔡英文総統と会談した。蔡総統はペロシ氏が確固とした支持を示すため台湾を訪問したと評価し歓迎の意を示すとともに、「台湾は高まる軍事的脅威に屈しない」と語り、インド太平洋の安全保障で米国との協力を継続し、防衛力を強化すると表明した。

これに対し、ペロシ氏は蔡総統の指導力を称賛した上で、今回の訪問は台湾を「見捨てない」と明白にするためだと説明した。

その後の共同記者会見でペロシ氏は、蔡総統と関係強化の方法について協議したことを明らかにし、米国と台湾の貿易協定締結が近く実現する可能性があると述べた。一方、中国を巡っては、「一国二制度」は香港で実現しなかったとした上で、中国は台湾を訪れる人を妨害できないと述べた。

蔡総統は中国の軍事演習について、不要な反応だと指摘した。

ペロシ氏は2日夜に台湾に到着。副大統領に次いで大統領継承順位2位の現職の下院議長による訪問は、1997年のギングリッチ氏以来25年ぶりだった。中国はペロシ氏の訪台を非難し、台湾周辺で「長距離実射」を含む一連の軍事演習を実施すると表明。2日夜にも開始し、4日以降もさらなる演習を行うとした。中国国営中央テレビ(CCTV)は3日早く、中国が海軍と空軍の合同演習を台湾周辺で開始したと伝えた。

ペロシ氏の台湾訪問を巡る主な動きは次の通り。

ペロシ米下院議長と岸田首相の会談を5日に調整、台湾情勢協議-報道

ペロシ下院議長が4日夜に来日し、5日に岸田文雄首相との会談を調整していると時事通信が3日、日本政府関係者の情報を基に報じた。

ペロシ氏、訪台は「地域の平和のため」-台湾立法院の蔡副院長と会談

ペロシ氏は台湾立法院の蔡其昌副院長と会談し、「われわれは台湾への友情、地域の平和のためここにいる」と述べた。また議員団の訪問の目的は安全保障と経済とガバナンスの3つであり、議会間の協力と対話を増やしたいと語った。

かんきつ類輸入なども停止

中国税関総署は台湾からのかんきつ類やタチウオ、冷凍アジの輸入を3日から停止することを明らかにした。昨年以降、こうした輸入品に害虫や残留した殺虫剤、新型コロナウイルスを検出したことを受け、リスク防止が目的だと説明した。

「一つの中国」の原則に違反-人民日報社説

中国共産党機関紙・人民日報は社説でペロシ氏の訪台について、米国の真の目的が中国の発展の阻害と抑制だということを如実に示したと指摘。「一つの中国」という原則に反しており、米中関係の政治的基盤に深刻な打撃を与えていると主張した。

中国、台湾への天然砂輸出を停止

中国商務省は3日、台湾への天然砂輸出の停止を決定し、同日から実施すると発表した。関連法規に基づく措置だと明らかにしたが、具体的な説明は控えた。

中国、台湾企業100社余りからの食品輸入を禁止

中国は台湾企業100社余りからの食品輸入を禁止した。台湾の聯合報によると、中国税関総署はこうした禁止措置を1日に実施。魚介類や茶、蜂蜜などが禁止措置の対象になったという。台湾の蘋果日報は、輸入書類に関する古い情報が問題視され、台湾の食品薬物管理署が情報の収集に努めていると伝えた。

中国の軍事演習の計画非難-台湾

台湾国防部(国防省)は3日の声明で、中国が4-7日に計画している軍事演習について、地域の平和と安定を損なうと非難した。2日の声明では、「脅威に応じて相応の部隊」を派遣する用意があり、「安全保障の確保を決意し、それについての自信と能力がある」としていた。

北朝鮮がペロシ氏訪台を非難

北朝鮮外務省はペロシ氏の訪台について、中国内政への「無分別な介入」だと非難した。北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。それによると、同省報道官は「国家主権と領土の一体性を断固守るとした中国政府の立場を完全に支持する」とした上で、こうした介入に「主権国家が対抗措置を取るのは正当な権利だ」と語った。

米国の駐中国大使に抗議

中国外務省はペロシ氏の台湾到着後、声明で「中国は国家主権と領土の一体性を断固守るために必要なあらゆる措置を講じる」と表明した。国営メディアによれば、同省は米国のバーンズ駐中国大使を呼んで抗議した。中国の習近平国家主席は先週の首脳会談でバイデン米大統領に対し、「中国の国家主権と領土の一体性を断固として守る」とし、「火遊びをする者はやけどを負う」と述べていた。

台湾総統と昼食へ

台湾メディアによると、ペロシ氏は3日午前に立法院(議会)を訪問。蔡総統と昼食を共にし、民主活動家とも会う予定。また、米紙ワシントン・ポストは、ペロシ氏が台湾積体電路製造(TSMC)の会長と会談する予定だと報じた。  


Posted by karasulaser at 18:04Comments(0)

コロナ重症化の仕組み解明 千葉大病院 タンパク質の濃度上昇 入院判断や治療薬開発に期待

2022年08月01日

千葉大学病院は1日、新型コロナウイルスの重症化メカニズムを解明したと発表した。重症度が増すにつれ、タンパク質「ミルナイン」の濃度が高い傾向にあることが判明。入院要否の判断や患者にミルナインの抗体を含む治療薬を投与することで重症化防止に役立てられることが期待される。

 千葉大病院や千葉大大学院など11施設が研究に参加。国際医学雑誌「Proceeding of the National Academy of Sciences」オンライン版に研究成果が掲載された。


 研究では、死亡したコロナ患者の肺血管内にできた血栓に多量のミルナインが付着していることを確認。コロナ患者123人を対象に入院時の血液を分析し、ミルナイン濃度と重症度、その後の入院日数に相関関係があることが分かった。  


Posted by karasulaser at 20:06Comments(0)